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「薄毛と闘うSNS」。こう銘打ったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が2007年4月中旬に誕生した。「
かみの王国 ハゲル〜ナ!」だ。
特許翻訳やインターネットのHP翻訳などをてがける創和エイジェンシーが4月18日からサービスを始めた。これまでに50〜60人が登録、20〜30社から広告関係の問い合わせが来ているという。「(大手SNSでは)薄毛について恥ずかしくて本気で語り合えない」などの不満の声があることから始めた。
「ハゲルーナ」のトップページには、「毛髪ニュース」「おすすめ毛髪サイト」などのコーナーのほか、育毛関係の広告も、大手の「大正製薬」の広告もある。髪が3本生えたギョロ目の「ハゲルーナ大王」のキャラクター図もある。毛髪ニュースの見出しを見ると「アデランス、毛髪関連事業部門を移行」「ハル・ベリーが坊主頭に挑む」などとある。
プロフィールで「頭頂部まで薄くなってきた」と「告白」している人の日記を見ると、「髪の毛がさびしくなったのが10代後半です/なので年齢の割りに色々試してます」。「某社の」育毛、増毛、かつら、サプリメントを「実体験した」と書き、「そして明日/人口毛植毛にチャレンジです。今から楽しみです」と続けている。
コミュニティー内で育毛コンテスト開催を検討
同社は「今後、コミュニティー内で育毛コンテストを開くなどしたい」としている。それにしても同社の業務内容は、育毛とは関係なさそうだが、どうしてこの「ハゲルーナ」を始めたのか。J-CASTニュースの取材に対し、創和エイジェンシー東京事務所の大成浩市取締役が答えた。「ハゲルーナ」の発案者だという。
大成さんによると、同社は本業である翻訳関係の仕事先の人たちを対象に、「非営利」で2006年秋ごろからSNSを開いている。今回対象を広げたのは、大成さん個人の関心だという。「かなり薄かったんです。しかし、育毛に取り込み、今では後ろから見られるとハゲではない、というところまで来ました」。
自身のブログで薄毛について書き込むと「友人には相談できない」「主人の頭が薄くなってきたが大丈夫か」など驚くほどの大きな反応があったという。「これをSNSで生かせないか」と会社に提案、「ハゲルーナ」をつくることが決まった。
「会社の知名度が少しでも上がれば」という程度で始めたが、広告掲載の依頼が多く、思いのほか「もうかりそう」だ。しかし、大成さんは、「育毛というと怪しげな情報が流通することもあり、本物の情報に飢えている人は多い」と「広告まがいブログ」などとは一線を画すつもりだという。